仕事体験レポート⑫今井産業

さんいん未来キッズプロジェクトの職場体験レポート。
今回は、住まいづくりを手がける「今井産業」での体験の様子をお届けします。

今回の舞台となったのは、木の温もりが心地よいモデルハウス「野原の家」。会場に到着した2人は少し緊張気味な表情を見せていましたが、まずは今井産業さんが提案する「高断熱住宅」についての紹介からスタート。家づくりの工夫やこだわりについて耳を傾けるうちに、これから始まる体験への期待感が徐々に高まっていきました。

続いて挑んだのは、パソコンを使った「CAD(キャド)体験」です。自分の手で理想の家を設計していくこの作業。操作に苦戦しながらも「難しい~!」「できた!」「すご!」といった楽しげな声があがり、お互いに教え合いながらオリジナル設計図を完成させていきました。さらに、自分たちが作った図面が3D映像として目の前に現れ、外観や内観をリアルに立体で見渡せた瞬間には、2人とも目を輝かせて驚きを隠せない様子でした。

後半は、職人の技術に触れる「左官体験」にチャレンジ。職人さんのお手本を見ながら壁塗りに挑戦したものの、コテを均一に動かすのは想像以上に難しく、最初は苦戦する場面も。それでも職人さんに優しくサポートしてもらいながら何度もコテを動かすうちに、コツを掴んでみるみる上達していきました。プロの職人の技のすごさと手仕事の奥深さを、身をもって実感する貴重な時間となったようです。

体験の締めくくりは、左官の技術を活かした「しっくいアートパネル作り」です。自由に思い描いた世界を描いていく作業では、2人とも迷うことなく下書きなしでダイナミックに塗り進めていき、その度胸と発想力には周囲のスタッフも思わず感心。色鮮やかなパーツや飾りもあしらいながら、自分だけの特別なアート作品を見事に作り上げました。出来上がった作品を手にした2人の顔には、大きな達成感と満足気な笑顔が広がっていました。

今回の体験を通して、最先端のCAD技術によるデジタルな魅力と、左官職人の伝統的な手仕事の温もりの両方に触れた子供たち。快適で愛着の持てる住まいをつくるために、さまざまな技術と人の手が重なり合っていることを体感しました。今井産業さんが届ける「心地よい暮らし」の裏側にあるものづくりの情熱と楽しさを心で学び、未来を描く大きな一歩となった一日でした。